学校ブログ

教室を回って歩いていると、各学年で様々な言語活動に取り組んでいる様子が伝わってきます。先に紹介した「追い出したい鬼」のミニ作文や「対話的な学習」、「先人教育のまとめ」など、実に様々です。長年、盛岡には「文集もりおか」という取組があり、厨川小学校からも出品しています。今年度は7名が入選し、3月の表彰朝会で全校に紹介する予定です。入選した文種を見ると「感想文」「俳句」「生活文」とこちらも多岐に渡ります。4年生の教室では、アンケートを行って分かったことを発表する国語の学習をしていました。昔は、発表メモを原稿用紙で作っていましたが、今や一人一台端末の中のロイロノートというアプリで作成しています。横の壁には、詩の学習の掲示。言葉を大事にする学習が丁寧に行われています。二編ほど紹介します。よく国語の研修会で「書く力をつけるには?」と話題になります。私は「とにかく書くこと」だと思っています。一年間の学習の中で、子どもたちが書く場面はたくさんあります。「書く力」を高めることは、「言葉」を大事にすることにつながっています。

4年生のアンケートを活用した発表会

連合音楽会に参加した時の気持ちを詩に

マラソン大会の様子を詩に表すと

 

昼休みに、登校班長副班長会議がありました。新しい登校班の班長さんや副班長さんも参加しました。(地区の人数によって再編しているところもあり、これからという班もあります。)今日は、今まで使ってきたファイルや腕章を引き継ぐための会議でした。厨川小学校でずっと続いてきているなかよし登校班は、各地区の保護者や地域の皆さんのご協力、班長さんや副班長さんたちの頑張り、一人一人の登校班でのよい行動によって支えられてきました。おかげさまで、今年度も大きな事故などなく、安心安全に登校できました。各地区での登校班の準備や見守りへのご協力、心から感謝しています。3月3日(月)から、新しいリーダーさん中心に登校します。3月24日(月)の離任式の日には、新一年生の登校練習があり、そこでも新しいリーダーさんの活躍が求められます。一年間の今までのリーダーさんの頑張りに感謝しつつ、次のリーダーさんの頑張りに大いに期待しています。

たくさんの人たちが登校班にはかかわっています

引き継がれるファイルと腕章

来年の登校班をよろしくね

先週から、教職大学院派遣のしのぶ先生が3年生で一単元授業を進めています。子どもたちの「問い」を大事にした授業の在り方について実践しています。今日は、子どもたち同士で話し合って、学級で解決していきたい問いを考える時間。一生懸命グループで話し合う姿が見られました。どの子も前向きに、思考力を最大限に働かせて考えています。新しい学力観という言い方が普及してかなりの時間がたっていまして、「主体的・対話的」な学習の展開を大事にすることが求められています。今日の3年生の授業は、まさに物語に主体的にかかわり、友達や先生と対話的に問題作りに取り組む、よい授業でした。物語全体の流れを理解したうえでの話し合いの中でも教科書を読み返したり、紹介する文をどう書くかを検討したりする姿が印象的でした。

先生とも対話をしながら

話し合いを高度に展開中

どう書くかも相談しながら

考えを整理するために教科書で確認

今年最後の授業参観日。参観後、6学年では、「卒業を祝う会」が行われました。卒業する6年生と保護者の皆さんからご招待をいただき、教職員も参加しました。子どもたちの自分たちで工夫した表現やおうちの方からのプレゼントの時間など、心温まるシーンがたくさん見られた会になりました。6年生を送る会や卒業式は、子どもたちにとって最高学年として立派な姿を見せるという気持ちが先にたたなくてはいけない場なわけですが、今回はおうちの方々の前ということで、リラックスした和やかな雰囲気で会を楽しんでいる6年生の笑顔が印象的でした。私と用務員の滝村さんは、リフティング対決を申し込まれました。結果は、未経験者という言い訳付きの惨敗。どこかでリベンジをと思っています。素敵なプレゼントもいただきました。校長室に飾って、日々の励みにしたいと思います。幸福感をもらたらす要因の研究分野としてポジティブ心理学なる学問が発展を遂げていて、そんな研究成果に「感謝」の効果として、最近よく耳にする「ウェルビーイング」を高めることが挙げられています。卒業までの数週間。6年生の子どもたちが、多くの人やもの、ことに感謝することで、自身や周りの幸福感が高まることを願っています。

楽しく笑顔で表現

おうちの方と ちょっと照れくさがる人も

担任の先生へ感謝の言葉を添えて

6年生が寄せ書きをプレゼントしてくれました

昨日から、黙働週間が始まるとともに、4回にわけて行われる期末清掃の1回目がありました。いつもより5分、清掃活動が長くなっています。校長室は、少し離れた場所にあるのですけれども、明らかに今回の黙働週間になって静かに頑張っていることが分かりました。メラミンスポンジで丁寧に床の汚れ落としをしている5年生、長箒で煤払いする6年生、丁寧に廊下を水拭きする1年生。他にも、静かにそれぞれの清掃場所で黙々と頑張る子どもたちがいました。なるほど、校舎内から子どもの声が聞こえなくなるわけです。「小学校~それは小さな社会~」というドキュメント映画が海外で評判になっていて、アカデミー賞(海外短編)にもノミネートされています。イギリス人の父と日本人の母をもつ監督が、大坂の公立小学校で700時間に及ぶ密着撮影のもと完成したという作品です。「掃除や給食、授業の様子や学校生活における規律等が世界を驚かせた。」という紹介もあって興味が湧きます。21日からフォーラム盛岡で上映するそうです。厨川小学校のお掃除の様子と比べてみたいと思いました。

【小学校~それは小さな社会~ 公式HP】https://shogakko-film.com/

床を丁寧に拭く5年生

1年生もしっかりお掃除に取り組みます

煤払いをする6年生

教室の汚れをメラミンスポンジで

 

昨日から今日にかけての6年生にかかわる話題を少し紹介します。昨日、最後の調理実習だったそうで、作ったサンドイッチを校長室に差し入れに来てくれました。三皿あったので全部もらえると思ったら、副校長先生と貴子先生の分でした。旬の果物たっぷりのフルーツサンド。美味しくいただきました。ありがとうございました。今日は、スクールカウンセラーの遠藤麻友美先生と心の授業を行いました。実際の場面を模擬体験しながら、集団生活で暮らす心の在り様を学びました。思春期真っただ中に向かっている子どもたち、新しい環境に巣立つ子どもたちにとって、価値ある学びになりました。業間休みには、壁塗りが完成した一階から二階に上がる階段の開通テープカットを行いました。前回、たくさんの人が集まり通行手形が足りなくなったので、今回はひっそり実施しました。廊下にぼおっと立っていた私と滝村さんにタイミングよく6送会の出演依頼にきた6年生が、急遽テープカッターをやってくれました。のりよく引き受けてくれたので、いい感じで開通できました。3階には、6年生の習字が掲示されました。卒業を前にぐっとくるお題です。一人一人の夢を聞いてみたくなりました。写真を撮っているときに通りがかりの6年生に「先生の将来の夢は?」と聞かれ、つい退職後にしたいことをリアルに答えてしまい、夢がないなと反省しました。

真由美先生と心の授業

あれ、遠藤先生まざってない?

 6年生らしいお題の習字テープカット第二弾 6年生が来てくれて実現ありがとう! 美味しかったです。

音楽朝会を行いました。来週の6送会で全校で歌う「小さな勇気」を練習しました。厨川小学校には、たくさん音楽が得意な先生たちがいます。今日は、4年生の佐藤千智先生の伴奏、5年生の笹平志保子先生の音楽指導で、朝から美しい歌声を体育館に響かせました。「この胸の中、今は~」というさびの部分の入りがとても美しくもせつなく、6年生を送る会にみんなで歌うのにとてもぴったりな曲です。今日は、二部合唱の音の重なりの部分を重点的に練習しました。当日は、6年生を送る気持ちがいっぱい込められて、さらに素晴らしい響きを聴かせてくれるのではないかと楽しみになりました。

高学年の美しい声の響き

本番と同じように児童代表の指揮者に合わせて

 

 

参観日には、学年や学級前の掲示板にも普段の学習の様子がわかるようにするため、様々掲示を行います。4年生の学年掲示には版画が並びました。2月には、先人教育の学習の様子がわかるように、各学年の取組をまとめて視聴覚室前に掲示しています。校長室から職員室に向かう途中に5年生の掲示板があるのですが、子どもたちが集まって自分の作文を貼っています。できた人たちから自分で貼っているとのことでした。作文の仕上がりには個人差が出ますから、それを活かしつつ先生が全員分を貼る時間を減らすという工夫に、なるほどと思いました。各学年、学校の掲示からもいろいろ見えてきますので、ぜひ注目してみてください。併せて、中央階段の壁の塗りなおしが終わり、きれいになりました。用務員の滝村さんのグッジョブです。ちょっと学級に向かうには遠回りになりますけれども、ぜひ、美しくなった壁を見てください。(中央階段一階から三階ルートを全面塗りました。)

4年生の版画

先人教育の掲示

5年生の掲示板

滝村さんのペンキ職人

土曜日に造形展を見に行きました。厨川小学校の展示も、3人の先生たちのセンスで美しく展示されていました。ほかの学校の取組もとても楽しいものです。また、中学生の作品のクオリティの高さにもおどろかされます。子どもの成長のすごさというものを実感できます。この造形展は、盛岡市教育研究会の図工研究部の皆さんが中心になって取組を進めています。この二日間のために市内の小学校から集まった作品は、2200点。市内の先生たちの、造形教育の集大成という意味合いもある素晴らしい展示会。ぜひご覧になりにいらしてください。【ここにも注目POINT】作品紹介の掲示に先生方のいろいろな工夫が詰まっていますよ。

厨川小学校の美しい展示

   

 

 

 

 

 

 

 

明日から二日間をかけて「盛岡市内小学校造形展」が盛岡市民文化ホール(マリオス)4階展示会場で開催されます。なんと、この展示会、第62回と冠がついています。62年の歴史があるということです。もしかしたら、保護者の皆さんの中にも「自分の作品が展示された」という方、いらっしゃるかもしれません。数年前までは川徳の催事場でやっていました。帰りに川徳で遊んで、なんて記憶もあったりして。残念ながら、すべての子どもたちの作品を並べることはできませんが、市内小中学校の楽しい作品が多数展示されますので、ぜひ足を運んでみていただければと思います。今日は、その準備のために田崎先生、青木先生、竹林先生がマリオスに行っています。楽しい展示会にするためには、それ相応の準備が必要です。造形展をご覧になりながら、図工の学習での指導や展示のために長い時間かけて工夫しながら準備をした先生方の頑張りも思い浮かべていただけるとありがたいです。

3人の先生たちが工夫して展示をしています

がらんとしたスペースからの準備はちょっと気が遠くなります

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